口腔外科医:松原 良太

松原 良太の写真

まつばら 松原

りょうた 良太

LinkedInアイコン
専門分野
口腔外科
インプラント治療
有病者歯科
ごあいさつ
患者さんと話し合い、患者さんに寄り添った治療を行います!

口腔外科(こうくうげか)とは?

口腔(こうくう:口のなか)、顎(がく:あご)、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を扱う診療科です。
この領域には歯が原因となるものから癌までさまざまな疾患が発生します。
また交通事故やスポーツなどの外傷、顎変形症ならびに唾液腺疾患などの外科的疾患のほかにも、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も含まれます。
この領域の異常は、食事や発音・会話がうまくできないなどの機能的な障害に加えて審美的な障害も生じます。
治療により口腔・顎・顔面全体の自然な形態や機能が回復すると、顔全体がいきいきとし、健康的な美しさを取り戻すことができます。
そのお手伝いをするのが口腔外科です。

一般の皆様が歯科を受診する際のお願い

お医者さんからお薬を処方され、治療を受けている患者さん(有病者)が歯科を受診する際の心得と学会からのお願い。
歯科治療の際に、病気の内容や服薬している薬で影響が出ることがあります。
安全な歯科治療を受けるために以下の事項を守りましょう。
①お薬手帳を持っている場合は歯科医院に必ず持参し、治療前の問診時に歯科医師に見せてください。
②自分の病気について、病名を把握して、できれば現状について説明してください。
③最新の血液検査などのデータがあれば、主治医からもらい歯科医師に見せてください。

略歴

平成12年3月 福岡県立小倉高等学校 卒業
平成12年4月 九州大学歯学部 入学
平成18年3月 九州大学歯学部 卒業
平成18年4月 九州大学病院研修医
平成19年3月 九州大学病院研修医 修了
平成19年4月 九州大学大学院歯学府 口腔外科学専攻(博士課程) 入学
平成23年3月 九州大学大学院歯学府 口腔外科学専攻(博士課程)卒業
歯学博士 取得
平成23年4月〜 九州大学病院顎口腔外科 医員
平成28年4月〜 九州大学大学院歯学研究院
口腔顎顔面病態学講座 顎顔面腫瘍制御学分野 助教(教員)
平成30年4月〜 九州大学病院顎口腔外科 外来医長

資格

専門医、専門医制度について

専門医とは、「スーパードクター」や「神の手を持つ医師」などを意味するものではありません。
現在では、「それぞれの診療領域において適切な教育を受け、十分な診療技能(専門的知識・診療経験と患者本位の診療態度)を修得し、患者から信頼される標準的な専門医療を提供できる医師」とされています。
専門医制度とは、それぞれの診療領域を担当する臨床系の学術団体(学会)が専門医の修得すべき項目(研修カリキュラム)や研修施設などを定め、試験によって専門医の診療技能の修得レベルを認定するという仕組みです。
専門医制度の最終的な目標は、患者さんから信頼される専門医を養成することによって、我が国の医療水準の発展と国民の福祉向上に貢献することです。

所属学会

インプラントとは何でしょうか?

インプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。
心臓のペースメーカー、人工関節、美容整形の目的で体内に埋め込むシリコン材料等は、いずれもインプラントです。
歯が無くなった場合に、顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一つであり、正確には歯科インプラント(デンタルインプラント)と呼称されます。

口腔領域の悪性腫瘍(口腔がん)

悪性腫瘍は、上皮性の癌腫(がんしゅ)と非上皮性の肉腫(にくしゅ)に分けられます。
口腔領域では肉腫はきわめてまれで、ほとんどは癌腫で粘膜の上皮から発生する扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)です。
口腔がんは、さらにそのできる部位によって口唇(こうしん)がん、舌がん、口底(こうてい)がん、歯肉(しにく)がん(上顎歯肉がん、下顎歯肉がん)、頬粘膜(きょうねんまく)がん、硬口蓋(こうこうがい)がんなどに分けられます。
これらのうち、舌がんの発生頻度がもっとも高く、口腔がんの約40%を占めます。
そのほかには唾液腺(だえきせん)から発生する腺系癌(せんけいがん)などもみられます。
以上のように、一口にがんといってもいろいろな場合があります。
しかし、一般的に良性の腫瘍に比べて、悪性の腫瘍には、
(1)病気の進行が速く、できもの(潰瘍、腫瘤)が速く大きくなる
(2)できものの周りが硬い
(3)周囲と癒着していて、境界がはっきりしない
(4)他の部位に転移する、などのような共通の性質があります。

ドライマウスってなんですか?

ドライマウスとは日本語で口腔乾燥症のことをいいます。
広い意味での口腔乾燥症は唾液分泌の低下だけでなく、口が乾いていると自覚する症状すべてを指すことになります。
また、狭い意味では、唾液の分泌が低下して口が乾いている症状を言います。

論文発表

  1. 松原 良太川野 真太郎丸瀬 靖之中村 誠司
    蝶形骨に転移をきたした下顎骨中心性扁平上皮癌への対応
    日本口腔腫瘍学会雑誌、29(3): 84-91, 2017.
  2. 松原 良太川野 真太郎清島 保平野 充広丸瀬 靖之中村 誠司
    頸部再発に対し放射線併用超選択的動注化学療法が奏功した舌扁平上皮癌の1例
    日本口腔外科学会雑誌, 60(2): 76-81, 2014.
  3. Ryota Matsubara, Shintaro Kawano, Toru Chikui, Takahiro Kiyosue, Yuichi Goto, Mitsuhiro Hirano, Teppei Jinno, Tetsuji Nagata, Kazunari Oobu, Koichiro Abe, Seiji Nakamura
    Clinical significance of combined assessment of the maximum standardized uptake value of F-18 FDG PET with nodal size in the diagnosis of cervical lymph node metastasis of oral squamous cell carcinoma
    Academic Radiology, 19(6): 708-717, 2012.
  4. Ryota Matsubara, Shintaro Kawano, Takahiro Kiyosue, Yuichi Goto, Mitsuhiro Hirano, Teppei Jinno, Takeshi Toyoshima, Ryoji Kitamura, Kazunari Oobu, Seiji Nakamura
    Increased ΔNp63 expression is predictive of malignant transformation in oral epithelial dysplasia and poor prognosis in oral squamous cell carcinoma
    International Journal of Oncology, 39(6): 1391-1399, 2011.
その他、共同発表論文 22報

シンポジウム・学会発表

  1. 松原 良太川野 真太郎後藤 雄一金子 直樹橋口 有真坂本 泰基中村 誠司
    口腔扁平上皮癌の癌化と浸潤・転移能獲得におけるΔNp63の関与
    日本頭頸部癌学会、2017.06.
  2. 松原 良太
    蝶形骨に転移をきたした下顎骨中心性扁平上皮癌への対応
    日本口腔腫瘍学会総会・学術大会、2017.01.
  3. Ryota Matsubara, Shintaro Kawano, Teppei Jinno, Yasuyuki Maruse, Naoki Kaneko, Taiki Sakamoto, Yuma Hashiguchi, Kazunari Oobu, Seiji Nakamura
    Clinical evaluation of oral squamous cell carcinoma patients with the synchronous second cancer detected by upper gastrointestinal fiberscopy
    The 28th Conference of the Taiwan Association of Oral and Maxillofacial Surgeons, 2016.03.
  4. 松原 良太川野 真太郎清末 崇裕北村 亮二後藤 雄一平野 充広神野 哲平大部 一成杉浦 剛中村 誠司
    上部消化管内視鏡検査にて重複癌を認めた口腔扁平上皮癌症例の検討
    第58回日本口腔外科学会総会・学術大会、2013.10.
  5. 松原 良太川野 真太郎清末 崇裕後藤 雄一平野 充広神野 哲平大部 一成中村 誠司
    頸部再発に対し超選択的動注化学放射線療法が奏効した舌扁平上皮癌の1例
    第56回日本口腔外科学会総会・学術大会、2011.10.
  6. 松原 良太川野 真太郎清末 崇裕後藤 雄一中尾 祐豊嶋 健史梯 裕恵吉賀 大午北村 亮二大部 一成中村 誠司
    口腔扁平上皮癌におけるΔNp63の発現と機能
    第55回日本口腔外科学会総会・学術大会、2010.10.
  7. Ryota Matsubara, Shintaro Kawano, Takahiro Kiyosue, Yuichi Goto, Yu Nakao, Takeshi Toyoshima, Hiroe Kakehashi, Ryoji Kitamura, Daigo Yoshiga, Kazunari Oobu, Seiji Nakamura
    Possible involvement of ΔNp63 in proliferation and differentiation of OSCC
    10th Congress of the European Association of Oral Medicine incorporating the World Workshop on Oral Medicine, 2010.09.
  8. 松原 良太川野 真太郎清末 崇裕後藤 雄一中尾 祐豊嶋 健史梯 裕恵吉賀 大午北村 亮二大部 一成中村 誠司
    口腔扁平上皮癌におけるΔNp63の発現と機能
    第64回日本口腔科学会学術集会、2010.06.
  9. 松原 良太川野 真太郎清末 崇裕後藤 雄一吉賀 大午豊嶋 健史梯 裕恵大部 一成中村 誠司
    口腔扁平上皮癌における上皮幹細胞マーカー(p63、p75NTR)に関する研究
    第54回日本口腔外科学会総会・学術大会、2009.10.
  10. 松原 良太川野 真太郎大部 一成清末 崇裕後藤 雄一白土 雄司中村 誠司
    口腔扁平上皮癌の原発巣および頸部リンパ節転移におけるFDG-PETの有用性について
    第53回日本口腔外科学会総会・学術大会、2008.10.
  11. Ryota Matsubara, Shintaro Kawano, Kazunari Oobu, Toru Chikui, Yu Nakao, Takahiro Kiyosue, Yuichi Goto, Yuji Shiratsuchi, Seiji Nakamura
    Clinical evaluation of 18F-FDG-PET for primary tumor and cervical lymph node metastasis of oral squamous cell carcinoma
    XIX CONGRESS OF THE EUROPEAN ASSOCIATION FOR CRANIO-MAXILLO-FACIAL SURGERY, 2008.09.
その他、共同学会発表 55演題